コーギーのしっぽがない理由
皆さんが街中で見かけるコーギーは尻尾がない子がほとんどだと思います。
しかし、ほとんどのコーギーは生まれつきしっぽがないのではなく、断尾によってなくなっています。
今回は、コーギーのしっぽがない理由についてご紹介いたします。
コーギーについて
実は、コーギーはウェルシュ・コーギー・ペンブロークとウェルシュ・コーギー・カーディガンの二種類存在しています。
日本でよく飼育されているのは前者のウェルシュ・コーギー・ペンブロークです。
ペンブロークはカーディガンと比較すると一回り小さいです。
しっぽを切る理由
コーギーはもともと長いしっぽが生えています。
しかし、人間の手によってしっぽを切断されている子がほとんどです。
断尾する理由は以下のものと考えられています。
1.牧畜犬として働くため🐄
もともとは牧畜犬として飼育されており、牛のかかとを噛んで誘導したりしていましたが、その際、体高が高いと牛に後ろ足で蹴られてしまう可能性があったため、脚を短く改良されたと言われています。そのため、長いしっぽが牛に踏まれて怪我をするのを防ぐために断尾されたという説が有名です。
2.税金対策のため💰ティングが流行していたため、牧羊犬に税金をかけられることとなり、コーギーのからだを傷つけて早く走れなくするか、税金を支払うかの選択を迫られた飼い主が、税金を免除してもらうために断尾を行なったという説もあります。
3.狂犬病予防のため🐶
当時のヨーロッパでは、しっぽを切ると狂犬病にかからないという迷信が流行していたことも関係していると言われています。
今回はコーギーがしっぽを切断する理由についてご紹介しました。
次回は今でも断尾の習慣が残っている理由についてご紹介します♪