夏のキケンな虫
今回は夏に現れる危険な虫たちについてお話していきます。
～マダニ～
夏に活発になる大きなダニです。
普段は草むらや日陰にいることが多く、体温や二酸化炭素（呼吸など）を感知してターゲットに忍び寄ります。
お散歩をよくするワンちゃんや草むらが好きな猫ちゃんに噛みつき、血を吸います。
噛まれると感染症にかかってしまったり、複数匹に噛まれると貧血を起こします。
歯茎や耳の中、ベロの色が白っぽい場合貧血が疑われるのでマダニが噛みついていないか毛をかき分けてチェックしてみてください。
～もしマダニが噛みついていたら～
手でひょいと取れそうな見た目をしていますが、マダニは肌にがっぷり噛みついています。力任せに引っ張ってしまうと胴と頭がバラバラになるので噛みついた口がお肌に取り残されてしまいます。マダニを発見した場合は落ち着いて動物病院さんに取ってもらうとよいでしょう
～予防～
背中に垂らす虫よけ薬がペット用品店や動物病院さんで購入可能です。
ペット用虫よけキーホルダーや首輪などもありますので、お外へいく頻度の多い子はつけると安心ですよ✨
～蚊～
夏になると出てくる蚊
我々も噛まれるとかゆくてうんざりしますよね。
実はワンちゃんにとってはとても脅威なのです。
フィラリアという言葉を聞いたことがありますか？
この寄生虫は蚊が原因なのです。
吸血の際に蚊の口から動物の血管へとフィラリアの幼虫が放たれます。
幼虫は血管の流れに乗りながら全身を駆け巡り、血液を養分に次第に大きく成長します。
成虫になるととても大きく長い紐のようになり、心臓の弁に引っ掛かります。
これが心臓の動きを邪魔し、最悪ペットちゃんを死に至らしめるのです。
～予防～
動物病院さんで血液検査ののち内服するフィラリア予防薬がもらえます。
ペット用の蚊よけ用品もスプレーだったりキーホルダーや首輪などありますが、フィラリアへの感染は目に見えてはわからないので毎年獣医さんに血液検査をしてもらって内服薬をもらった方が安心ですよ🐕🐈
キーホルダーなどはお守りとして使用するのがおすすめです✨
