骨壺カバーの形の違いについて

お骨袋は六角形と四角形と巾着の3種類が主流ですが、
単なるデザインの違いではなく、それぞれに意味や由来があるのかもしれません。
1. 六角の骨袋
仏教では六角形が「六道輪廻(ろくどうりんね)」を象徴するとされる。
「地・水・火・風・空・識」の六大要素(宇宙の構成要素)を表すとも言われる。
・特徴
伝統的なデザインで、多くの寺院や霊園で見られる一般的な形。
角が多い分、骨壺をしっかりと保護しやすい。
2. 四角の骨袋
四方(東西南北)を表し、天地四方に安らかに眠るという願いが込められることも。
・特徴
シンプルでモダンな印象を与える。
3.巾着の骨袋
宗教的な意味合いはあまり付随してないと考えられますが
「お守り袋」や「魂を包むもの」とも。
・特徴
優しい雰囲気とコンパクトさがあります。
巾着袋は布製で柔らかいため、温かみのある印象を与えます。
角ばった骨袋と異なり、同じサイズの場合コンパクトになります。
デザインも豊富で可愛らしいものが多くあります。
まとめ
宗教的な意味をあまり気にしない方が選びやすい。
現代的なデザインを好む方が増え、
カジュアルな印象の骨袋を選ばれることが多い。
季節に応じて衣替えすることも。
選ぶ際のポイント
✔ 宗派を気にするなら六角形が無難(特に仏教的な意味を持たせたい場合)
✔ デザインや機能性重視なら巾着(省スペース向き)
✔ 骨袋の色や装飾にも注目(淡い色や金襴模様など)