コーギーのしっぽがない理由Part2
前回はコーギーが断尾をする理由についてご紹介しました。
今回はなぜ今も断尾の習慣が続いているのかをご紹介します。
※写真は断尾されていないコーギーです。
現在も続いている断日
現在でもコーギーが断尾される一番の理由は犬種標準に合わせるためです。
犬種標準とは、日本最大の犬種登録団体であるJKC(ジャパンケネルクラブ)が定めている、容姿や形態を重視し定めた、犬種の標準的な規定のことを言います。
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの犬種標準のしっぽの長さは、5.1cm(2インチ)までとなっているので、コーギーのブリーダーは生まれてすぐに断尾をしているところがほとんどです。
また、一般的に知られているのがしっぽがないコーギーのため、しっぽがない状態でペットショップにいることが多いです。
断尾される犬はコーギーの他にもトイプードルやミニチュアシュナウザー、ヨークシャーテリアなどがいますが、今回はコーギーのみご紹介させていただきました。
中には断尾をしていないブリーダーもいてますので、コーギーなどの断尾される犬種をお迎えされる際はブリーダーからの直接購入もご検討ください。